筋トレ(運動)で従業員の生産性を向上

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筋トレで生産性向上

 

身体にしっかりと付いた筋肉は力強さや美しさを感じさせるものですが、同時に私たちの健康を支えてくれるものでもあります。

自らの美観を高めるために行う筋トレが同時に健康づくりに役立つこともあります。

働く人にとっても筋トレを導入することで計り知れない効果が数多くもたらされます。

ここでは「筋トレが従業員の生産性の向上にどのように結びついていくのか」、また経営者の視点で「筋トレを従業員にどのように推奨すべきか」について見ていきたいと思います。

 

筋肉が日常生活を支える

筋肉が日常生活を支える

私たちの筋肉について一度見直しをしてみましょう。

身体を起こすときに使う腹筋、立ち上がる時に使う大殿筋や大腿筋など、ちょっと筋肉を意識して身体を動かしてみれば、さまざまな筋肉が働いていることがわかります。

そしてこれらの筋肉が私たちの日常の諸動作や勤労生活を支えてくれていることをあらためて実感できます。

まず、筋肉の存在そのものを意識してみることが有意義な筋トレを行うための第一歩となります。

 

筋肉を鍛えることの意義

筋肉は身体を動かす骨格筋、内臓の壁となる平滑筋、心臓を動かす心筋に分けられます。

そして筋トレの対象となるのはこのうちの骨格筋になります(平滑筋や心筋は自分の思い通りに動かせない筋肉(不随意筋)なので、筋トレの対象にはなりません)。

骨格筋は手、腕、足、背骨などに付いている筋肉(骨と筋肉の間を腱がつないでいます)のことで、筋肉を使って私たちは自分が思うとおりに関節を動かすことができます。

骨格筋には先ほど紹介した腹筋(腹直筋)、大殿筋、大腿筋(大腿四頭筋、大腿二頭筋)、三角筋はじめ、大胸筋、僧帽筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋、背筋(広背筋)等々、約400種類に及びます。

筋トレではこのうちのいずれかにねらいを定め、そこを重点的に鍛えることになります。

 

筋トレで鍛えるべき身体の部位は?

筋トレで鍛えるべき身体の部位はここだ!なんて言葉を目にすることもありますが、個人的には、目的に合わせてみんな異なるものだと考えています。

分厚い胸板、太くたくましい腕に憧れている人は大胸筋や三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋中心の筋トレになるでしょうし、くびれたウエストに憧れる人は腹筋や背筋、臀筋群を重点的に鍛えたくなるでしょう。はたまた足腰を強くしたい人は大殿筋、大腿四頭筋、大腿二頭筋などに負荷がかかるトレーニングを希望するでしょう。

 

では、「従業員の生産性向上」という視点から筋トレの導入を考えたとき、どの部位を重点的に鍛えるべきでしょうか?

いろいろな考え方ができると思いますが、経営サイドから見れば、従業員には一定のパフォーマンスが遂行できる状態でできるだけ長く働いてもらいたいと考えるでしょう。

大事なのは基本動作、すなわちフットワークのよい動きです。年齢を問わず、さまざまな勤務に関連する日常業務、清掃、荷物の持ち運びなどをスムーズに遂行する力を従業員には保持してもらいたいというのが従業に対する根本的な願いと言えるでしょう。

そう考えていくと経営者は従業員に対して「長時間の勤務に耐えられる疲れにくい足腰」、「身の周りの荷物は運べる腕力」くらいは備えておいてほしいということになります。

また、肉体労働がより求められる職場でしたら、従業員により高い筋力があることが望ましいことは言うまでもありません。

 

筋トレにはさまざまな波及効果がある

筋トレは地道な作業です。

腕立て伏せや腹筋、背筋、スクワット、バーベルやダンベルの上げ下げなどを繰り返し行い、月日をかけて筋肉が付いてきます。成果が目に見えて現れるのは数ヶ月、年単位です。

それでも筋トレを行うことで筋肉が付く以外にもさまざまな効果が出てきます。

以下にいくつか見ていきましょう。

・筋トレは仕事の質をも変える力がある

筋トレは自分の身体を、時間をかけて自分の理想に成長させる作業です。

筋トレの過程で筋肉痛、筋疲労があります。足が上がらない、歩いていて身体がぎしぎし痛むなど、身体が思うように動かない辛さと付き合うこともしばしばです。

それでも規則正しく、定期的なトレーニングを自ら課すということは、ライフスタイルをより自律的なものへと変えていきます。

これが仕事に反映されると、ルーティンをしっかり進めていく力、仕事に対する忍耐力・継続力、計画的に工程を管理する力などに結び付いていきます。

・筋トレにより健康意識・QOLが向上し、仕事の質も向上する

自分の筋肉と向き合うことで、身体のことに詳しくなります。

そうなるとより良質な筋肉を身に付けるためタンパク質の重要性を意識したり、食事の栄養バランスを今まで以上に日常生活で配慮するようになったり、規則正しい生活をするようになったり、禁煙を進んでするようになったりします。

健康面への意識が高まることで、QOL(quality of life:生活の質)も向上し、より前向きな気持ちで仕事に向き合えるようになります。

・機敏で力強い動きができるようになり仕事量も増える

筋トレにより肉体改造が進めば、機敏さや力強さが増し、よりフレッシュでパワフルに仕事に向き合えるようになります。

実際に筋トレで筋肉を増やすことで基礎代謝量が体重1キロあたり50キロカロリーほど上がると言われています。

体重の約4割が筋肉だとすると、体重70キロの男性なら32キロ×50キロカロリーで1日の基礎代謝量が1600キロカロリー、体重50キロの女性なら20キロ×50キロカロリーで基礎代謝量1000キロカロリーくらい上がることになります。

これはつまり筋肉がつくことで基礎代謝量が上がり太りにくい身体になるということです。

(参考サイト)

https://tarzanweb.jp/post-175570

 

・運動効果により自律神経のバランスが改善する

自律神経は筋肉のように自分でコントロールすることは難しいのですが、それでも筋トレにより自律神経のバランスが向上することは十分期待できます。

自律神経にはストレスや緊張が強くなったときに強く働く交感神経と、身体がリラックスしているときに働く副交感神経の2つがあります。

筋トレを行うことで、血流の循環がよくなり、勤務によるストレスや神経の高ぶりによって起きている交感神経の亢進状態が緩和されていきます。

これにより食欲が増し、睡眠の質がよくなり、日々の生活の快適度が増していきます。

ストレスがあっても筋トレによって自らで精神衛生をよくする術を身に付けることができれば、長い勤労生活でもより頑健にこなしていけるという自信が深まっていきます。

 

筋トレを従業員にどのように推奨すべきか?

健康にもよく、精神衛生にもよい、まさによいことずくめの筋トレですが、これを従業員に推奨していくのは実際には難しいかもしれません。

筋トレはいわば苦行です。

つらい思いをして身体を鍛えるのはご免だという人もきっと多いことでしょう(大半の人がそうかもしれません)。

でも少子高齢化で従業員一人一人が生涯現役として65歳は無論のこと、70歳、75歳、80歳になっても働くことが求められる時代が到来しています。

従業員には激しい筋トレをしてもらう必要はありません。

激しい筋トレで筋断裂とか骨折などしても健康から遠ざかってしまいますし、それが保障の対象などになったら逆に経営を圧迫してしまうおそれすらあります。

それでも従業員の健康と会社への長い貢献を期待するならば運動を奨励することは企業活動の一環として適切だと言えるでしょう。

では具体的にどう進めていけばよいのでしょうか?

以下にスポーツ庁が実施している「スポーツエールカンパニー(全国スポーツ推進企業)」に認定されている企業の事例について見ていたいと思います。

<オムロンヘルスケア>

・血圧計や歩数計のメーカーとして有名なオムロンヘルスケア株式会社は、全員参加型のウォーキングを実施。年間3~5ヶ月間、ウォーキング推進期間を作り、チーム単位での対抗戦やイベントなどを行い、ウォーキング意欲を喚起しています。このほか、マラソン大会に社員150名が参加したり、運動クラブの活動を支援するなど、積極的な運動への支援を行っています。

<協和>

化粧品・サプリメントの販売・供給メーカーである株式会社協和では、毎朝8時45分に全従業員が参加して代謝を高めるため、一つひとつの動作をゆっくりと行うことで体脂肪を落とし筋力をつけるスロトレを15分間行っています。

<ウェルネス・コミュニケーションズ>

健康診断支援ツールなどを開発するウェルネス・コミュニケーションズでは、ラジオ体操を日課としているほか、従業員のジム利用料金の支援、週に1回定時の1時間前に帰宅してもらいその1時間を運動に使ってもらう勤務体系の導入などを実践しています。

<アール・シィ―ティー・ジャパン>

来場者数カウントシステム機器等を開発している株式会社RCTジャパンでは会社の倉庫一部をジムに改造して社員に開放しています。

<広友グループ>

オフィス空間への施設・備品などを提供する広友グループでは、社内ヨガ教室、朝礼前のラジオ体操などをおk内、心身ともに健康に働ける環境づくりを整備しています。

<アビームコンサルティング>

経営コンサルティングサービスを提供するアビームコンサルティング株式会社では従業員に対してストレッチ、筋トレ、ウォーキングのセミナーを積極的に開催しています。

<サンシン電気>

電子部品商社のサンシン電気株式会社ではエレベーター、エスカレーターをなるべく使わず、階段の利用を推奨・実践しています。

 

この他、300社を超える企業がスポーツエールカンパニーとしてスポーツ庁から認可されていますが、これらの企業の多くは社内イベントにスポーツに関連したものを実施したり、ラジオ体操を励行したり、地域のスポーツイベントに参加したり、支援したりしています。

さまざまな研究により、運動、筋トレなど身体を動かすことが疾病の予防、QOL向上につながることがわかってきています。

運動は健康の維持・増進においてどんな薬にも勝る特効薬と言っても過言ではないかもしれません。運動を職場に取り入れて、従業員の健康を促す流れは今後ますます強まっていくことが十分に予想できます。

 

筋トレ(運動)で従業員の生産性を向上に関するMIHARUのコメント

不健康な人に対して行う適度な運動、適度な食事管理は、健康はもちろんのこと生活習慣の改善や精神面の安定化に繋がることは様々な研究で実証されています。

海外だと会社の福利厚生などでフィットネスのクラスやヨガのクラスが会社内で受けれるなど、従業員の負担をなるべく減らす工夫もされています。

社員だけでなく、それこそ家族や友人にも健康で長生きしてほしいですよね。

まずは自分も一緒になって食事管理や軽い運動を行ってみましょう!

 

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