正しい姿勢とは?

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私達日本人にとって“姿勢を正して”と言う言葉は、昔から馴染みのあるものだと思います。

小・中学校の義務教育に入ってからは、全校集会が行われる度に“姿勢”に対して厳しく教えられることが当たり前になりました。

義務教育を卒業し、高校・大学そして社会人になると、人前で話す機会も増え“綺麗な姿勢”を求められ、それが社会人の中での“正しい姿勢”として求められてきました。

 

しかし、私自身がトレーニングをするようになり、

小さい頃から言われてきた“正しい姿勢”・“綺麗な姿勢”は自分の身体に合っているのか疑問を持つようになりました。

また、日本の礼儀作法に則れば、学校で教わるような姿勢は一般的に正しいものだと言えますが、これは日常生活やスポーツ、トレーニングの正しい姿勢に当てはまるのでしょうか。

 

1)“気をつけ”の姿勢

“正しい姿勢”

小学生の頃、「前にならえ!気をつけ!礼!」と先生の号令の元、全校集会に参加した経験があるかと思います。

この時の“気をつけ!”の姿勢、これが日本で言われている正しい姿勢に当てはまります。

 

背筋はもちろん、全ての関節をピンと伸ばしたこの姿勢を続けていると、腰や膝、首、肩といった部位が疲れますよね。

 

なぜ、教育の現場に“気をつけ”の姿勢が取り入れられてきたのでしょうか。

“気をつけ”について調べるとこのように書かれていました。

《「気をつけ」は各国の軍隊、準軍隊組織、警察の基本教練科目に必ず取り入れられている姿勢、号令である。〜中略〜日本の学校教育などでは、一般市民の教育やしきたりとしても取り入れられている。:Wikipedia内一部参照(HTTPS://JA.M.WIKIPEDIA.ORG/WIKI/気をつけ)》

 

また、その後には

《そのため、近代以降は「気をつけ」は目上の人物への敬意や集団の規律を表す世界共通のボディランゲージとなっている。:Wikipedia内一部参照(HTTPS://JA.M.WIKIPEDIA.ORG/WIKI/気をつけ)》

 

“気をつけ”の姿勢は、教育や集団生活の中での規律を正すための行動の一環として取り入れられてきたのではないかと思います。

“気をつけ”の姿勢は、人に魅せる礼儀の一環であり、日本の礼儀作法として行うべき所作ですが、そのことを踏まえると身体にとって最適で自然な姿勢、人間本来の正しい姿勢は他にあるといえます。

 

では、身体にとって最適で自然な姿勢とは、いったいどんな姿勢なのでしょうか。

 

 

2)自然な正しい姿勢とは

日常生活を送る上での姿勢やトレーニング中の姿勢は、意識すべきポイントが異なります。

その上で、先ほどの気をつけの姿勢を思い浮かべてみてください。

両足の踵を合わせ、つま先をやや開き、背筋をピンと伸ばして、胸を張ります。

そして、あごを引いて手は腿の横に添える。

この姿勢には身体のいたるところにストレスを与えます。

 

①背骨のS字カーブ

まず、確認したいのは背骨の形です。背骨は真っ直ぐに頭から腰まで延びているのではなく、身体を横から見ると緩やかなS字のカーブを描いています。このS字カーブが身体にかかる重力を分散させ、首や腰、膝などの関節、脳への衝撃を吸収しています。ストレートネックと呼ばれる傷害では、首の頸部がカーブを描いておらず、真っ直ぐな形をしていることで、首回りから頭にかけて過度なストレスがかかり、頭痛や肩こりなどを引き起こします。“気をつけ”の姿勢はこのS字のカーブを不自然な形に変えてしまい、衝撃吸収が出来ず脚から腰、頭における至る部分にストレスをかけ、痛みを引き起こす原因になります。

🔶背骨はなぜS字のカーブを描くのか

②下半身の安定性

身体のバランスをとる上で土台となる部分は下半身です。どんなに体幹をしっかり鍛え、ブレない上半身を作ったとしても下半身が安定しなければ崩れてしまいます。良い姿勢を保つ為には、足元の位置からの立ち方も重要になります。“気をつけ”の姿勢を例に挙げると、両足の踵は揃えます。そうすることで、魅せる姿勢はとても綺麗ですが、下半身の安定感は弱く、脚やお尻、腰の筋肉はバランスをとる為に常に緊張している状態になります。この状況では立っているだけで身体が疲れ、各所に負担がかかってしまします。身体に対し足を置く位置は肩幅が良いと言われています。バランスを適正に保持するには、脚は閉じない方が良いと言えます。

 

この2点を改善することで、身体に対する自然な姿勢“正しい姿勢”をとることが可能になります。トレーニングのセッション中にフォームを確認することもありますが、綺麗な姿勢を保とうとするあまり、上半身の姿勢は“気をつけ”の状態に近い方もいます。全身に力が入り、ケガのリスクも上がり、トレーニングの効率も下がってしまいます。

 

 

3)正しい姿勢・立ち方のポイント

では、実際にどのようなポイントに意識すれば、正しい姿勢を作れるのでしょうか。

下記のポイントを確認していきましょう。

自然な姿勢のポイント

  • 大きく息を吸って、吐くと同時に頭・肩・背中・腰が脱力し力が抜けるイメージをする。
  • その時の姿勢を鏡で見たとき、猫背気味に見えるか確認する。
  • その状態から遠くを見るように顔・あごを自然に上げる。
  • 足幅は肩幅程度に構え、膝は伸ばす。
  • つま先はやや外を向くように、真っ直ぐよりも1cm程開く。
  • 再度、鏡で身体を横からみて、背骨がS字を描いていることを確認する。

 

日常生活における自然な姿勢をマスターし、ケガのリスクが少ない生活を送れるように意識していきましょう。

正しい姿勢ができていないと腰痛などもなりやすくなります。

腰痛を改善する方法は【腰痛になってしまった時の対応方法】をご覧下さい。

また次回は【悪い姿勢】についての記事を準備をしていますのであわせて御覧ください。

 

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