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中性脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪の違いとは?
無理なく減らして目指せスリムボディ!
最近、おなか周りがちょっと気になる・・・パンツがきつい?もしかして、メタボリック!?
こんなお悩み、ありませんか?
食事の偏りや運動不足などで、エネルギーとして消費されるべき脂肪が体にたまってしまうと、余った脂肪がさまざまな病気を引き起こしたり、スタイルを悪くしてしまいます。
そんなことにならないためにも、中性脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪の違いと、余分な脂肪を落とす方法をご紹介します。
健康診断の結果表でよく目にする「中性脂肪」とは?
中性脂肪とは、人の体を動かすためのエネルギー源です。
食事でエネルギー源を多く摂取してしまったとき、とりすぎたエネルギー源は肝臓でこの中性脂肪となって蓄えられ、食事量が少ないときや運動してエネルギーを消費したときに供給される仕組みになっています。
つまり、食事で摂取するエネルギーと体を動かして消費するエネルギーのバランスがとれていれば、中性脂肪をためこむことはないのです。
健康診断でまっさきにチェックする人も多いと思いますが、中性脂肪の正常値は30~149mg/dl。
それ以下でもそれ以上でも、体にはよくありません。
特に150mg/dl以上だと「脂質異常症」と診断され、動脈硬化や狭心症などの怖い病気の原因になってしまいます。
中性脂肪が増える原因は、糖質、脂質、アルコールを多く摂りすぎること。
糖質はごはんやパンなどの炭水化物に多く含まれています。炭水化物は腸でブドウ糖に変化し、脳や筋肉のエネルギーとなる大切なものです。
脂質は揚げ物や脂の多い肉に多く含まれ、食べた後に遊離脂肪酸とグリセロールに分解され吸収されます。このグリセロールが中性脂肪のもととなります。
アルコールも中性脂肪の大きな原因となります。アルコールが直接、中性脂肪になるわけではないのですが、アルコールが肝臓で分解されるときに中性脂肪を作り出す酵素を発生させ、中性脂肪が増える原因になります。
お酒をたくさん飲んだ後に、ラーメンやどんぶりものでシメる・・・嫌いな人はいませんよね。
しかし、これは「アルコール」「糖質」「脂質」が見事に組み合わさった、中性脂肪を増やす悪い習慣なのです。
やせ型体系の人でも注意、「内臓脂肪」とは?
内臓脂肪とは、CTスキャンでおなかを輪切りにして見たとき、腹筋の内側にある脂肪のことです。
その名の通り内臓があるおなか周りや腰回りにつき、特に男性につきやすい脂肪です。
内臓脂肪の量は、見た目では全く分かりません。やせ型体系で脂肪なんて何もないように見える人でも、CTスキャンでおなかの中を見てみると意外と脂肪がついている、ということもよくあります。
内臓脂肪にはレベルがあり、レベルは体組成計がついた体重計であれば、自宅でも簡単にチェックすることができます。
標準は1~9、やや高いと10~14、ちょっと気を付けた方がいいレベルは15~30以上。内臓脂肪レベルは体重とはあまり関係がなく、体重は平均的や平均より少なくても、内臓脂肪レベルが15以上という場合もあるのです。体重はそんなに多くないのにおなか周りだけ出ている人も、内臓脂肪レベルが高い可能性があります。
内臓脂肪が増える原因は、中性脂肪と同じく、糖質、脂質、アルコールです。
内臓脂肪レベルが高いと、「脂質異常症」「高血圧症」「糖尿病」という怖い病気を発症しやすくなります。
この3つの病気を発症し、さらに腹囲が男性85cm、女性90cm以上になると、「メタボリックシンドローム」と診断され、脳梗塞や通風、動脈硬化など、命に係わる病気にかかるリスクをグッと上げてしまいます。
体を守る役目もある、「皮下脂肪」とは?
皮下脂肪とは、皮膚の下にある脂肪のことで、指でおなかなどをつまんだときに感じる脂肪のことです。
皮下脂肪がつくと見た目にもわかりやすく、おなかや二の腕、おしりによくつきます。
皮下脂肪は衝撃から体を守ってくれる役割があるので、あかちゃんをおなかで育てる女性は、特にこの皮下脂肪がおなかや腰回りにつきやすいようにできています。
これまでお伝えした通り、使われずに余った脂肪は肝臓に蓄えられ、エネルギーが足りなくなったときにそこから使われ体を動かしますが、脂肪の中でも皮下脂肪は最後に使われますので、一番減らしにくい脂肪なのです。二の腕やおなかのお肉がなかなか落ちないのは、このような理由があります。
皮下脂肪は他の脂肪と比べ、怖い病気を引き起こす原因になることはありませんが、皮下脂肪がつきすぎるとおなかが出たり二の腕がプヨプヨになって、スタイルが崩れてしまいます。
女性らしい丸みのある体を作るのにも必要な皮下脂肪ですが、見た目が悪くなるほどは、必要ないですよね。
脂肪を減らすポイントは、食事とかんたんな運動!
中性脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪、どの脂肪を減らすためにも共通して必要なポイントは、「食事」と「運動」です。
脂肪は体を動かす大切なエネルギー源ですが、摂取するエネルギーが消費するエネルギーよりも多いと、余ったエネルギーがどんどんたまっていくことになります。つまり、食事という摂取するエネルギーよりも、運動と言う消費エネルギーが多ければいいのです。
どの脂肪も増える原因は、糖質・脂質・アルコール。
食事で脂肪を落とすために気を付けるポイントは、脂身の多い肉を減らして、赤身肉や脂肪を燃焼する青魚のDHAとEPAを取ること、甘いものが食べたいときは、脂質の高いバターや牛乳を使う洋菓子よりも和菓子を選ぶことを心がけましょう。
お酒を飲む人は、シメにラーメンやどんぶりものは控えてください。
運動は、軽いウェイトトレーニングにウォーキングなどの有酸素運動をプラスしましょう。
ウェイトトレーニングは筋肉を作り、体の基礎代謝を上げます。そして有酸素運動は脂肪を燃焼します。有酸素運動は、体に負担が少ないので、中年~高齢者でも誰でもできて続けやすいです。
「運動しなきゃ」と意識して取り組むことも大切ですが、家や会社の中でもこまめに動く、一駅歩く、朝30分早く起きて散歩するなど、生活のどこかにかんたんな運動を取り入れれば、自然と長く続けることができます。
最後に「中性脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪の違い」
大きな病気の原因になったり、スタイルを崩してしまったり、脂肪がたまることでいいことは一つもありません。
まずは食事や運動を意識して、みんなで健康なスリムボディを手に入れましょう!
テレビやラジオでよく飲むだけで痩せるなど謳われている商品がありますが本当にそうでしょうか?
下記に飲むだけで痩せるダイエットについて書いた記事がありますので参考にしてみて下さい。
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