腰痛を誘発する動作

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backache pain

☆腰痛を誘発する動作

腰痛には、特異的な要因と非特異的な要因のそれぞれに大きく分けることができ、腰痛の原因を突き止めることが可能な事もあれば、原因が分からず腰痛に悩んでいる方もいます。
腰痛にならないように予防していくことが大事ですが、ここでは腰痛についてもう少し理解を深め、
さらに腰痛を予防できるようにしましょう。

では、早速「各種類の腰痛の症状や痛みの現れかた」や「腰痛を引き起こしてしまう動作」などを紹介していきます。

 

前回の『腰痛とはなにか?』も合わせて読むと腰痛についてよく分かると思います。

 

1)腰痛の種類と症状・痛み方

①椎間板ヘルニア(腰部)

背骨のクッションの役割を果たしている軟骨組織の一部が飛び出し、神経を圧迫し腰や片側の足に激しい痛みやしびれなどの症状を起こします。前述のように足にまで痛み・しびれが起きてしまうことを『坐骨神経痛』と呼ばれており、椎間板ヘルニアの代表的な症状として挙げられています。万が一、腰に痛みが無くとも足に痛みやしびれが出てくる場合は、椎間板ヘルニアが進行している可能性もあり慢性化することもあるので注意が必要です。
○発症する原因
原因としては、姿勢や動作などの「環境要因」や骨格や体格などの生まれ持った「遺伝的な要因」が挙げられ、それとともに加齢による原因も関係しています。椎間板は背骨のクッションの役割を担っていますが、「座る・立つ・立ったままの前屈み」のこれらの動きは、椎間板に対して体重の『約2.5倍』の圧力がかかると言われています。日常生活でも必要なこれらの動作の繰り返しが、椎間板に変性をもたらし、椎間板ヘルニアに移行すると考えられます。

 

○痛み方の特徴

椎間板ヘルニアで起こる、代表的な痛みは腰部の痛みはもちろんですが片側だけの脚にはしるしびれや痛みが特徴的です。他には、足に力が入りにくくなり日常生活にも支障が現れてしまう事もあります。また、痛みから逃れるために背骨が横に曲がり(疼痛性側弯)背中側から見ると身体をくねらせてることもあり、動作もしにくく重いものを持てば痛みが増すこともあります。

 

○症状を確認するテスト

膝を伸ばしたまま、一方の脚を持ち上げ腰や足に痛み・しびれが現れるか確認する方法があります(下肢伸展挙上テスト)。また、神経圧迫による足の感覚の鈍さ、足の力の強さなどで症状をテストし把握していきます。

 

 

②腰部脊柱管狭窄症

背骨の中には空間があり、この空間のことを脊柱管と呼ばれており、この中にはいくつもの神経が通っているのですが、脊柱管が変形してしまうことで神経を圧迫し痛みを誘発します。

 

○発症する原因

代表的な原因は、加齢による脊柱管の変形が挙げられます。また、椎間板ヘルニアによって脊柱管が圧迫されたり、同様に脊柱管に隣接する靭帯が厚くなったり、背骨の並び方がずれてしまって神経が圧迫され、痛み・しびれなどの症状が現れます。脊柱管といわれる骨の変形が原因となるため中高年者に多いですが、長時間の同じ姿勢や過度なストレスは年齢に関係なく起きてしまう要因です。

 

○痛みの特徴

腰背部や下肢に痛みやしびれを感じますが、椎間板ヘルニアの下肢痛ほど強くないのも特徴です。また、痛みを感じるのは歩行時や長時間立っている姿勢で、座ったり寝ている状態では軽度もしくは無症状です。脊柱管が変形し圧迫され狭くなっていることが多いので、腰を前屈みに曲げて空間を広げることで痛みを緩和する姿勢をとることもあります。この状態になってくると連続して歩ける距離も短くなってきてしまう「間欠性跛行」と呼ばれる症状が起きてしまいます。

 

○症状を確認するテスト

症状を確認していくことが求められます。痛みの特徴にも挙げた「連続しての歩行がどうなっているのか?」「腰を前屈みに倒すことで痛みは軽減されるのか」など、痛みの特徴を問診していくと分かりやすいです。

 

 

③急性腰痛症

一般的には「ギックリ腰」とも呼ばれている症状です。重いものを持ち上げたり、急に身体を動かすことによって腰部に過度な緊張がかかり筋肉や靭帯などに部分的に損傷が起きてしまい、炎症を起こし痛みが生まれます。痛みの強弱はありますが、突然痛みに襲われ最悪の場合そのまま動けなくなってしまうこともあるため、ドイツ語圏では“魔女の一撃”とも呼ばれるそうです。

 

○発症する原因

ギックリ腰が起きてしまう詳しい原因はよく分かっていないとも言われています。多くの見解では局所的にかかる過度なストレスだと考えられています。発症してしまうタイミングは様々で、顔を洗おうとして体を曲げた時や靴下を履く時のうつむいた場面、荷物を持ち上げた時、あるいは、何気なく振り返った時などふとした瞬間に起きることが特徴的です。運動不足や加齢などによって腰部の筋力の低下していることも誘発する原因とも考えられます。

 

○痛みの特徴

突発的に痛みが発生し、痛みの強度によっては腰に力が入らず動くことが困難になることもあります。ヘルニアや脊柱間狭窄症のように下肢にかかるしびれの症状は少ないものの、日常生活における動作では動くことが困難になります。腰部の炎症による痛みであるため、安静にしている必要があります。腰部の筋肉や靭帯などにストレスをかけないことが痛みの緩和に繋がるため、横向きに寝て膝を曲げた状態がおススメです。

 

○症状を確認するテスト

この症状に関しては、突発性のため確認は出来ないです。しかし、起きてしまった後改善に長時間要する場合は、椎間板ヘルニアなどを疑いテストを行い慢性化を懸念する方法も良いでしょう。

 

 

④心因性腰痛

名のとおり心の問題により腰痛を引き起こす症状の1つです。MRI検査やX線検査では症状の有無が把握できないが慢性的な痛みを訴えるケースが多いです。

 

○発症の原因

心因性の大きな原因は、ストレスと言われており、職場やプライベートなどでの人間関係や仕事の多忙さなどによって痛みを誘発しています。また、発症してしまった約80%の人が抑うつ症状もあったとも言われています。学校に行きたくない小学生の「お腹痛いから学校に行かない」というのもストレスによる痛みなのかもしれませんね。

 

○痛みの特徴

脳からの信号による痛みのため、外傷的(骨折や打撲など)の痛みがないことが特徴です。また、動作によって痛みが誘発されるのではなく、ストレスのたまる場所に近づいたり、連休明けの仕事・学校の日など心の不安定さによって引き起こされることがあります。
○症状を確認するテスト
心因性が原因であるため、様々な物理的なテストやMRI・X線検査で特定できない場合に疑える腰痛の1つ。そのため、抑うつを確認するテストを実施し心の状態を把握し、改善を求めることがオススメです。

これらの腰痛を事前に予防することでトレーニングにおいても日常生活でもよいパフォーマンスを出せ続けられます。予防と改善の知識として様々な腰痛の種類を認識していきましょう。

 

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